モニタースピーカー
ヘッドフォン

オーディオ・インターフェイスからの出力を実際に音として鳴らすモニター環境について。

モニター・スピーカー

モニター・スピーカーについて。

モニター・スピーカーのチェックポイント

接続

モニター・スピーカーには2種類のタイプがあり、

  • パワードタイプ
  • パッシブタイプ

がある。
これらの違いは、パワードタイプは、オーディオ・インターフェイスから直接つなぐことができるのに対して、パッシブタイプは、パワーアンプを間に挟んで音を鳴らす仕組み。

サイズ

サイズが大きければそれだけ大きな音や、音に余裕が出ますが、部屋の広さや爆音を出せる環境かどうかによって、選択が変わってくるかと思います。

設置

より良い環境を整えるためには、モニター・スピーカーの置き方は非常に重要です。
なるべく耳の高さに揃えて、左右に程よく散らして設置しましょう。

また、設置面で鳴り方が変わってきます。次項で紹介するアクセサリなどを使ってより良いリスニング環境を整えましょう。

アクセサリ

モニター・スピーカーのアクセサリ。

スタンド

耳の高さに揃えるために高さ調整が必要ですが、スピーカー・スタンドを使うのが一番良いんじゃないでしょうか。
卓上のものから地面に置くタイプまで色々と種類があります。

インシュレーター

設置面との間に挟むもので、振動を変化させるもの。
昔、設置面に直置きでしたが、インシュレーターの付いているスピーカースタンドに置くことによって、劇的に音が変わり驚いたことがあります。侮れません。

吸音材

モニター・スピーカーアクセサリというわけではないが、背面などに設置すると響きがすっきりする。

ヘッドフォン

ヘッドフォンについて。

ヘッドフォンのチェックポイント

数値としての見方は以下の表を参考にしていただければと思いますが、実際に手にとって聞いてみないとなんとわからない部分があるので、店舗に行って試聴するのが一番いいと思います。

構造 密閉型、開放型などがあり、それぞれ特徴が違う。
インピーダンス(Ω) 抵抗。この値が大きいと音量が小さく、小さいと音量が大きくなる。
感度(dB) 1mWの電力を与えた時に、1kHzの音がどのくらいの音圧レベルで得られるかを示す値です。一般的にこの値が大きいと音量が大きく、小さいと音量が小さくなります。
再生周波数特性(Hz) 再生可能な幅を表す値。一般的に人の可聴領域は、20~20,000Hz(ヘルツ)と言われている。
最大許容入力(mW) この値以上の信号を入力すると音が割れる。

参考サイト:日本オーディオ協会

接続

普通のフォン端子のものと、ステレオミニピンのものがある。

定番機種

機種名 再生周波数特性
(Hz)
インピーダンス
(Ω)
感度
(dB)
最大許容入力
(mW)
MDR-CD900ST 5~30,000Hz 63Ω 106dB/mW 1,000mW

アクセサリ

ヘッドフォンのアクセサリ。

イヤーパッド

イヤーパッドを変えることで装着感や音の形まで変化します。

機材変遷

僕のこれまで使ってきた機材について、感想をまとめたので参考にしていただければと思います。

まずモニターは最初、BEHRINGER / MS16を持っていたので使っていました。
そこから、ちゃんとしたものが欲しくなり、YAMAHA / MSP5 STUDIOを買いました。

自宅環境としては、爆音は出せないですが、そこそこの音量は出せます。
買い換えた時は、正直そこまで大きな変化を感じなかったんですが、スピーカースタンドに置いて、しっかり左右に広げておくことによって劇的に音が良くなりました。
その後、設置背面に吸音材を貼ると、さらに音が締まって鳴るようになり、満足しています。

今聴くと、明らかに2つのスピーカーは音が違うんですが、買った時は良い音というのも良くわかってなかったんでしょうね。
しっかりしたスピーカーを色々聞くと違いが見えてきて、良い音がようやく体感できるようになるのも難しいところかなと思います。

また、ヘッドフォンは定番の900STを使っています。
これに関しては、みんな使っているからという理由で買って、とりあえずそのまま使っているという感じです。
音的にはあまり満足していないので、そのうちもう少し良いものを買おうと思っています。
ただ、イヤーパッドをYAXIのものに変えることによって、フィット感や鳴り方も変わり、少し良くなったように思います。